『スマートマシンがやってくる』などの著者
ジョン・E・ケリー3世は、IBMリサーチのシニア・バイス・プレジデントを務めている。
世界10カ国の12の研究所に約3,000人の科学者・技術者を擁するIBMリサーチの世界的な運営を指揮し、IBMの全体的な技術戦略の指針となっている。彼の最優先課題は、情報技術の主要分野におけるイノベーションを刺激し、それらのイノベーションを迅速に市場に投入してIBMのビジネスを維持・成長させること、IBMの将来の新規事業を創出すること、そしてこれらのイノベーションを応用してIBMの顧客の成功を支援することである。
共著書『スマートマシンがやってくる』を出版している。電気電子学会(IEEE)よりフレデリック・フィリップス賞とロバート・N・ノイス・メダルを受賞。また、母校であるユニオン・カレッジとレンセラー工科大学、ニューヨーク科学アカデミー、半導体産業協会の理事を務めている。技術革新と戦略的リーダーシップによる米国半導体業界への貢献が認められ、2013年に米国工学アカデミーの会員に選出された。