『顧客に尽くせば企業価値は高まる』などの著者
ダン・シュルマン(1958年1月19日生まれ)は、ペイパルの社長兼CEOを務めており、前職はアメリカン・エキスプレスのエンタープライズ成長担当グループプレジデントだった。
以前はアメリカン・エキスプレスの世界戦略の責任者として、モバイルおよびオンライン決済の代替サービスの拡大、新しいパートナーシップの形成、従来のカード事業や旅行事業を超えた収益源の構築を担当した。それ以前は、スプリントのプリペイドグループの社長やヴァージンモバイルの創業CEOを務めた。また、外交問題評議会の終身会員や、世界経済フォーラムの運営委員会の共同議長として、世界的な金融包摂を推進する活動も行っている。
その功績により、3年連続でフォーチュンの年間トップ20ビジネスパーソンに認定され、より良い情報社会を作るための経済・金融リテラシーの推進が評価され、2017年に経済教育協議会、2018年に金融健康ネットワークから「ビジョナリー賞」を受賞した。2019年には、世界中の起業家を支援する活動が評価され、Endeavor Globalから「High-Impact Leader of the Year Award」を受賞。ラトガース大学からは名誉博士号を授与され、同大学252周年記念式典のスピーチも行った。